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本日のエデュトープ♪

今日は気持ちの良いお天気ですね!本日エデュトープで見つけた森の仲間たちをご紹介いたします♪

まずはこちら「ドクダミソウ」名前のイメージとは裏腹にとてもキュートなビジュアルです。花弁に見えるのは苞葉(ほうよう)と呼ばれる部分です。花言葉は「自己犠牲」毒を消す作用からこの花言葉が作られたそうです。

「ヘラオオバコ」何かの植物の朽ちた姿かと思ったらこれが完成形のようです。韓国のロッテワールドタワーの花火みたいです。渇いているのか潤ってるのか地味なのか豪華なのか・・・味わい深いです。花言葉は「惑わせないで」それはこっちのセリフですね。

遠くからしか撮影できませんでしたが「ニッコウキスゲ」です。一日花で毎日新しい花を咲かせるそうで、花言葉は「夏美人」。たしかにオレンジに近い山吹色が森林の中でぱっと目を引き、しばらく見入ってしまいます。

最後にこちら!こちらは「オトシブミ(のゆりかご)」です。オトシブミ科の昆虫の総称がオトシブミで、調べると「ウスモンオトシブミ」「セアカヒメオトシブミ」「ヒメクロオトシブミ」などたくさんの種類がありました。

「オトシブミ」で動画検索するとすぐにヒットするのでぜひ見てほしいのですが、まず自分の体の何十倍もある葉をカットし、それを器用に折りこみながら巻いて揺籃(ようらん)を作ります。次にお得意のカット技術で差込口を作り、そこにお尻を入れて卵を産みます。ここで終わりではありません!その後、差込口を隠すようにさらに巻き進めます。そして最後に枝と繋がっていた葉を完全に切り落としてこの揺籃を地面に落とすのです。理由は地面の方が湿気が多く、成長に適した環境であるためです。この揺籃はベット兼防護シェルター兼栄養源の最強スリーウェイアイテムで、幼虫はこの揺籃を食べて成長するのです。すごすぎませんか?!オトシブミの大きさはわずか7~10mm!葉を切るだけでなくぴっちり巻いていくなんて・・・リビングの絨毯を巻いて外に運び出した時、父と2人、玉の汗をかきながら大喧嘩したのを思い出します・・・脱帽です。

「オトシブミ」の名前の由来は昔、秘密の手紙を巻いて道端に落とした「落とし文」に似ていることから名づけられたそうですが、なんか軽くてオトシブミに失礼な気がします。

ぜひトントゥビレッジ「エデュトープ」に足を運んで動植物の観察をしてみてください!