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モリアオガエルの抱卵観察

先日こちらでご紹介した「モリアオガエルの抱卵」ですが、その後の様子をお届けします

今月の18日水曜日、おそらく出来立てほやほやだったであろう抱卵がこちら!

過発酵したパン生地のような見た目で、表面は固まっています(触った感触は少し乾燥気味の綿アメのような感じでした)

続いて26日木曜日の抱卵の様子がこちらです

だいぶ萎んできましたね!表面に黄色い粒のようなものが見えますが、実はこれがモリアオガエルの卵です!

白い泡状の塊(泡巣)は、卵を乾燥から防ぐための役割があるのです

卵はこの泡巣の中で孵化し「オタマジャクシ」になるのですが・・・

なんと本日28日土曜日・・・こんな状態になっていました!

調べると「雨などで泡巣が崩れるとともにオタマジャクシは池に落ち、水中生活をスタートさせます」と記載してありましたが

恐らく26日の夜から降った雨により、オタマジャクシは池に放たれたものと思われます!

目を凝らして池を観察しましたが、残念ながらオタマジャクシの姿は発見できませんでした

全国的に生息数を減らしているモリアオガエル

新潟県では「準絶滅危惧種」に指定されているそうです

夜行性で昼間は木の上などで休んでいることが多いそうで、我々スタッフも

毎年抱卵だけは見つけられるのですが、その姿は確認できていません

ぜひトントゥビレッジ「エデュトープ」に足を運んで動植物の観察をしてみてください!